環境印刷

紙、インキ、印刷方式 すべてにおいて地球環境に配慮したトータルなご提案をしています。

 水なし印刷

「水なし印刷」は、大量の廃液となる現像液や湿し水を一切使わず、廃液ゼロ、廃液処理にかかるCO2もゼロになる、環境負荷を大きく削減した地球にやさしい印刷方式です。

水なし印刷は
1.刷版工程で現像液を使いません。
2.印刷工程で湿し水を使いません。

水あり・水なし印刷

つまり、廃液ゼロ! 特別管理産業廃棄物である現像廃液も、揮発性有機溶剤を含む湿し廃液もゼロ。ということは、現像液や湿し水の製造・処理コストがゼロ、それに係わるCO2の排出量もゼロということです。さらに水なし印刷は、廃液で川や湖、海を汚すことがないばかりか、大気を汚すVOC(揮発性有機化合物)の発生を大幅に低減することにも貢献しています。

また、「水なし印刷」で印刷されたパンフレット、カタログ、ポスターなどには水なし印刷協会WPAが発行する「バタフライマーク」をつけることができます。企業にとっては地球環境に貢献する積極的な姿勢をアピールでき、企業のイメージアップにもつながります。

バタフライマーク

 ノンVOCインキ

石油系溶剤を1%未満に抑え、人体に有害なVOC(揮発性有機化合物)の放出を最小限にしているインキです。

印刷用のインキに「ノンVOCインキ」というのがあります。石油系の鉱物油を1%未満に抑え、人体に有害なVOC(揮発性有機化合物)の放出を最小限にしているインキです。

インキの組成

「水あり印刷」を「水なし印刷」に変えるだけでも、VOCを4分の1に減らせますが、ノンVOCインキとのコンビで印刷すれば、10分の1にまで激減させることができます。
常に最先端を走る。環境に配慮する。信頼に値する。これを印刷のネクスト・スタンダードと考える新日本印刷は、インキ一つにも細心の目配りを忘れません。

 FSC®森林認証紙

FSC®(森林管理協議会)が「環境保全・社会的な利益などの面で適切に管理されている」と認めた森林の木材を使った製品に付けられるFSC®マーク。森林資源の適切な管理をすすめ、違法伐採を防ぎます。

FSC認証林

印刷の3要素は、紙、インキ、印刷機(または印刷方式)。 いちばんCO2を排出するのはどの部分、どのプロセスだと思いますか。 じつは紙。製紙に使われる電力は莫大で、大量のCO2を排出します。

成長過程では大量のCO2を吸収し、ある瞬間から逆に酸素の排出源になる。それが森林資源です。伐採されたあと、工場に運ばれ紙などに加工される。その後、印刷された紙は人々の手に渡り、やがて捨てられるか、燃やされるか、再生紙などにリサイクル。そのすべての過程でエネルギーを消費し、CO2を排出します。

FSC®森林認証制度は、かけがえのない地球の森林資源を守るために生まれました。森林は適切に管理され、伐採後は植林など森の循環にも配慮します。伐りっぱなしの違法伐採は、森のリサイクルとは無縁。このような木材と混ざらないよう、流通・加工の段階でも十分管理された紙だけが、FSC®マークをつけることができます。

FSCマーク FSCが届くまで

印刷物の発注時、森林認証紙を指定されるケースが多くなりました。「消費を通じて、森を守る商品」、ぜひご活用ください。

 カーボンフットプリント

製品が、原料調達からゴミになる(リサイクルされる)までの温室効果ガス排出量を、CO2に換算して表示することです。企業にとっては「地球温暖化対策にとりくむ際の目標」に、そして消費者には「環境に配慮した商品の目印」になります。

カーボンフットプリントの説明

カーボンフットプリント(Carbon Footprint of Products = CFP)とは、直訳すると「炭素の足跡」。
製品(商品・サービス)のライフサイクル全体を 「原材料調達」、「生産」、「流通」、「使用・維持管理」、「廃棄・リサイクル」の5段階に分け、各段階で排出された温室効果ガスを合算し、CO2量に換算して表示するものです。

製品のライフサイクル全体と各段階における温室効果ガス排出量を「見える化」することで、個々の事業者だけでなくサプライチェーンや消費者など、生産・使用等に関わる人たち全体に、温室効果ガスの削減に向けた意識や取り組みを働きかけていく手段として期待されています。

経済産業省の定めた認定PCRに従いCFPでのCO2量を算定し、 CFP制度試行事業事務局による「CFP検証パネル」において検証を受け、 適当(問題ない)であると判断された場合のみカーボンフットプリント統一マークが付与されます。

 カーボンオフセット

1997年京都議定書が採択。2015年パリで開催されたCOP21では、先進国と発展途上国が協力し、世界が足並みを揃えてCO2削減に向けた地球温暖化対策を実施するという新たな枠組として「パリ協定」が採択されました。カーボンオフセットで、地球温暖化対策に寄与してみませんか。

カーボンオフセット 説明1

どんなに環境に配慮した印刷方式を採用しても、印刷機の電力などでCO2を排出してしまいます。
そこで、新日本印刷ではカーボンフットプリントで算出したCO2排出量と同量の排出権クレジットを購入し、間接的に温暖化抑止に貢献します。

カーボンオフセット 説明2

新日本印刷ではカーボンオフセットの排出権として、経済産業省所轄の「国内クレジット制度」の一つ「被災地復興支援型国内クレジット」を、一般社団法人日本WPA(水なし印刷協会)を通じて採用しています。東北地方の削減事業から創出された排出権を活用することで東日本大震災の被災地における資金還流を促し、環境と復興支援両方に貢献できます。

地球環境に配慮しない企業は生き残れない。CO2の削減努力をしない企業はお客から選ばれない。そんな時代になろうとしています。このことを企業活動の最前線で感じ実践しておられる皆さま、環境報告書やCSRレポートの担当者の皆さま、一般商業印刷にもぜひ「水なし印刷」をお選びください。
私たちは環境印刷の先兵として、これからもその普及に取り組んでまいります。