HIGH-DEFINITION PRINTING 高精細印刷

HIGH-DEFINITION PRINTING 高精細印刷

高精細印刷が可能にした「リアル感」

「高精細印刷」とは、通常の175線よりも高いスクリーン線数を用いた印刷手法です。モアレが生じにくく繊細な階調表現が可能なため、美術印刷やカタログ、写真集など、高品質な印刷をお求めの場合に適しています。

01.モアレを大幅に低減。

「網点を規則的に並べる」従来の175線の印刷では、衣料品(ツイードや細かいストライプ)など、絵柄のパターンによってモアレが発生しました。
高精細印刷は網点がほとんど見えないため、モアレが起きにくくなります。

02.ディテールの再現性に優れます。

網点が小さいので、細かいディテールや滑らかな階調表現など、まるでプリント写真のようにきめ細やかな質感を再現できます。また従来の印刷で発生したドットゲインによる色の乱れも起こしません。

※ドットゲインとは網点の太りをいいます。 網点がつぶれたりインキがにじんだりすることで、印刷版の網点面積より印刷物の網点面積が大きく刷られてしまう状態をいいます。

03.すっきり、クリアな発色です。

従来の印刷に比べ、網点が微細で色調の再現性が広いため、にごりが少なく色彩がより鮮やかで、再現が難しい色でも鮮明に美しく仕上げることが可能です。

175線

従来の印刷
1インチに網点が175個

300線

高精細印刷
1インチに網点が300個